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前回は、ChatGPTやClaudeに相談しながら玄米保管小屋を設計しました。
設計がまとまったので、いよいよ実際の施工に入ります。
ただ、AIに寸法を計算してもらい、図面まで作ってもらったからといって、そのまま組み立てれば完成するわけではありませんでした。
AIの設計図は、必要な木材の長さを事前に計算するために使うことがほとんどでした。
実際の現場では、単管パイプに木材を当てて長さを測り、その場でカットしています。
今回は、地面の準備から単管パイプの骨組み、オンデュリンの屋根を取り付けるところまで書いてみます。
砕石で地面を約20cmかさ上げ
まずは小屋を建てる場所の地面を整えました。
資材屋さんから砕石を購入し、地面を約20cmかさ上げしました。
盛った砕石は、これまで作ってきた小屋の端材で手作りしたタンパーを使って、ある程度転圧しています。
今回は、この手作りタンパーで地面を突き固めました。

杭打ちハンマーで単管パイプを約50cm打ち込む
地面を整えたら、骨組みになる単管パイプを打ち込みました。
使ったのは、オーエッチ工業(OH Kogyo)の杭打ちハンマー「KP-8」です。
単管パイプは地面へ約50cm打ち込みました。
骨組みの寸法は、単管パイプの中心から中心まで約1,800mm × 1,600mmです。
単管パイプを打ち込んだ後、地面全体を防草シートで覆いました。

入口以外の3面に筋交いを入れる
単管パイプの骨組みには、横揺れを抑えるための筋交いを3本取り付けました。
取り付けたのは東側、南側、西側です。
入口になる面以外に、1本ずつ筋交いを入れました。
筋交いの固定には自在クランプを使っています。
筋交いの長さは図面どおりに先に切ったのではなく、実際の骨組みに合わせて現物合わせで決めました。

AIの図面は木材の長さを考える目安にした
今回、AIに作ってもらった設計図は、主に必要な木材の長さを計算するために使いました。
設計図があれば、必要になりそうな材料の長さや本数を事前に考えられます。
一方で、実際に施工すると少しずつズレが出ます。
単管パイプの外側に取り付ける木材は、実際に木材を当てて長さを測ってからカットしました。
屋根に使う木材の長さも、現場で実測して決めています。
AIに計算してもらった寸法は便利でしたが、最後は実際の骨組みに合わせる必要がありました。
具体的に何mmずれたのかは記録していません。
木材をカットしてから防腐塗料を2回塗る
垂木や横桟は、必要な長さにカットしてから防腐塗料を塗りました。
使用したのは、和信ペイントの「クレオパワー」です。
色は「けやき」にしました。
塗装にはカインズホームで購入したハケを使い、2回塗りしています。
今回の小屋では、ほかの木製部材についても防腐塗料はすべて2回塗りにしています。
垂木4本と横桟7本で屋根の下地を作る
骨組みができたら、次は屋根の取り付けです。
最初に垂木を4本取り付け、その上に横桟を7本取り付けました。
垂木はサドルバンドで単管パイプに固定しています。

横桟は垂木へビスで固定しました。
垂木と横桟の間隔はChatGPTに相談し、全体の長さと本数から取り付け位置を計算してもらいました。
正確な間隔の数値は記録していませんが、自分で一から割り出さずに済んだのは助かりました。
ただし、横桟は当初6本で足りる想定でした。
その前提で材料を購入していましたが、施工前に確認すると7本必要になっていました。
足りない1本は、別の木材を買いに行くついでに追加購入しました。
AIとの長いやり取りの途中で設計内容が変わっていたためです。
便利ではありますが、材料を買う前に最新の設計と本数をもう一度確認した方がいいと感じました。
オンデュリンを仮置きして屋根に合わせる
屋根材には、モスグリーンのオンデュリンを使いました。
用意したオンデュリンは合計5枚です。
3枚はそのまま使い、残り2枚は半分にカットしました。
半分にした部材のうち1枚は使用していません。
また、別の1枚はオンデュリンの施工方法に合わせて、さらに縦方向へ半分にカットして使いました。
横方向に切るときは電動丸ノコ、縦方向に切るときはカッターを使っています。
カットしたオンデュリンは、いきなり固定せず屋根の上へ仮置きしました。
横桟の長さは2,400mmです。
屋根の大きさに合うように並べながら、重なりを1山または2山程度に調整しました。
75mmのビスと専用キャップで固定
配置が決まったら、オンデュリンを75mmのビスで横桟へ固定しました。
ビス部分には、オンデュリン専用のビスキャップを使っています。
オンデュリンは、仮置きして屋根全体の幅と重なりを確認してから固定しました。

この日は屋根までで作業終了
次は壁の取り付けに進む予定でしたが、天候の関係でこの日の作業はここまでになりました。
地面を整え、単管パイプを打ち込み、筋交いを入れ、屋根まで載せると、小屋らしい形がかなり見えてきます。
AIの設計図は、木材の長さや本数を考えるうえで便利でした。
ただ、実際の施工では現物合わせが基本です。
木材を骨組みに当てて測る。
仮置きして納まりを確認する。
必要なら、その場で切り直す。
AIに計算してもらった数字を出発点にしながら、最後は自分で現場を確認する必要がありました。
次回は、腰壁や金網、入口まわりの施工について書いてみます。

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